背景色が黄色なので、「黄底」と呼ばれます。
中国語では、「黄底」と「皇帝」の発音は同じです。
そのため、古代には、皇帝の専用物でした。
この器は、「捧盒」と呼ばれます。
「捧」は、両手をそろえ、手のひらを上に向けて、ささげるようにして持つ、すくうというです。
「盒」は箱です。
蓋が大きく、移動するときは両手で持つ必要があるため、「捧盒」と呼ばれます。
汎用性があります。
主な用途は食べ物を置くことです。お茶なども収納できます。装飾も。
手描きの模様は「喜上眉梢」です。内容は、梅花の枝にマグパイが乗っているシーンです。
マグパイ(カササギ)は中国語で「喜鹊」と呼ばれています。「喜鹊」は、中国で幸運、幸福、喜びをもたらす鳥と見なされています。
中国語では、「梅」と「眉」の発音はまったく同じです。ですから、梅花の枝を飛ぶマグパイは、私たちの顔に笑顔を咲かせる幸せなものに相当します。
表面には自然な【貫入】があります。
この製品の雰囲気を作り出す要素の一つとお考え頂ければ幸いです。
直径:138mm
高さ:60mm
寸法の測定値は若干異なる場合があります。
中国景徳鎮制、手作りの作品
作家:塗睿明さん