青花文字茶杯です。
3点セットのお値段です。
こちらは三客一組の茶杯で、口縁の内側にそれぞれ「苦口師」「清風使」「不夜侯」と題されています。これら三つの名称は、いずれも古代文人が茶に与えた別称・雅称です。
「苦口師」は、茶の味わいを表したもので、口にすればしばしば苦渋を帯びますが、いわゆる「良薬は口に苦し」のように、人を戒め目覚めさせる意義を含みます。
「清風使」は、茶を飲めば心が晴れやかになり、まるで清風に吹かれるようである、という意味です。また常飲すれば脂を消し、膩を解し、身も軽やかになると理解することもできます。
「不夜侯」は、西晋の張華『博物志』に「真の茶を飲めば、人をして眠り少なくす。故に茶の美を不夜侯とす。その功を美となす」と記されており、すなわち茶が覚醒をもたらし、夜も眠らせぬ効能を称えたものです。
この茶碗を制作した作家は、書と伝統文化の意匠を茶器に巧みに融合させ、茶の雅称を題した茶碗で茶を味わうことによって、ただ茶湯の風味を楽しむだけでなく、古人の茶に寄せた文化的意味をも味わえるようにしました。そこにまた一段と趣ある風雅が感じられるでしょう。
釉面に自然にできた気泡が見えます。
口径:60mm
足径:25mm
高さ:25mm
重さ:18g
容量:実用20cc、満水30cc
サイズと重さの測定にはわずかな誤差が発生することがあります。また、個々の製品にもわずかな違いがあることがあります。
陶磁器の表面には貫入(開片)が生じる可能性があり、これは基本的に底の粘土部分と表面の釉薬部分の収縮率の違いによるもので、避けられない正常な現象です。ただし、これは使用に支障をきたしません。すべての陶磁器で発生するわけではありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
中国景徳鎮制