剔紅茶杯です。
久しぶりに塗さんの作品が入荷いたしました。
剔紅とは、もともとは漆工芸の技法で、器物の表面に何層も漆を塗り重ね、その漆層を彫り込んで文様を浮かび上がらせるものです。
陶磁器においては、この技法を応用し、胎土や釉を彫り込むことで文様を表現します。立体感があり、赤色が映えるのが特徴で、花卉や雲文などの伝統的な図柄によく用いられます。
周囲には3つの果物の文様が描かれています。抽象的な表現ですが、私には石榴、さくらんぼ、桃のように見えます。
手で触れると赤い部分がわずかに盛り上がっており、鮮やかな赤色が剔紅ならではの特徴です。
口径:55mm
足径:27mm
高さ:50mm
重さ:60g
容量:実用50cc、満水80cc
サイズと重さの測定にはわずかな誤差が発生することがあります。また、個々の製品にもわずかな違いがあることがあります。
陶磁器の表面には貫入(開片)が生じる可能性があり、これは基本的に底の粘土部分と表面の釉薬部分の収縮率の違いによるもので、避けられない正常な現象です。ただし、これは使用に支障をきたしません。すべての陶磁器で発生するわけではありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
中国景徳鎮制